今年よく見聞きした言葉から、辞書を編集する専門家らが選んだ「今年の新語」のベスト10が30日、都内で発表された。大賞には「ぴえん」が選ばれた。
「ぴえん」の語釈として「小声で泣きまねをするときの言葉」「困ったり、思い通りにならなかったりして、ちょっと悲しい気分であることをあらわす言葉」などと説明。例文として「電車に間に合わない、ぴえん」と紹介した。
ベスト10には「密」や「リモート」など新型コロナウイルスの影響で選ばれた言葉も。ただ、「ソーシャルディスタンス」「クラスター」などは選外に。国語辞典編纂(へんさん)者の飯間浩明さんは「辞書に収録するのは、今後もずっと日本語として使われるものを選ぶ。ソーシャルディスタンスなどはこの先何年も続いては困る、という思いがあった」と理由を述べた。
「今年の新語」は、「新明解国…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル